オンライン英会話の問題点
自宅で格安の料金で英語の学習ができるということで、以前からオンライン英会話は注目を集めております。
しかし、そんなオンライン英会話でも幾つかの問題点があるので、きちんと把握しておかなければなりません。
以下では、オンライン英会話を利用してレッスンを受ける上で注意しなければならない点や問題点をまとめているので、一度参照しておいてください。
スクールによって講師の質にバラつきがある
オンライン英会話の多くは講師としてアルバイトの大学生を使っているケースが多く、スクールによって質にバラつきが見られます。
フィリピン人独特の訛りがあったり、英語の使い方や言い回しが違ったりとネイティブが話す英語とは少々違うのです。
もちろん、「英語が話せる=英語が教えられる」という構図は成立しないため、ネイティブならば誰でも良いというわけではありません。
それでも、正社員が在籍しているようなオンライン英会話は少なく、中にはスキルが乏しかったり態度が悪かったりという質の悪い講師も在籍しているのが問題点なのです。
かといって、スクールに在籍している人気講師は予約が難しく、毎日のようにレッスンを受けるのは難しいので、お気に入りの先生を数人はピックアップしておいた方が良いでしょう。
学習プログラムが欠如している
スクールによって異なるので一概には説明できないものの、学習プログラムが欠如しているオンライン英会話はあります。
「英語を全く話せない初心者」⇒「フリートークを行う」⇒「何も話せない」⇒「講師も生徒のレベルに合わせる」⇒「結果的に中身のない会話になる」と、無駄な時間を過ごすことが多いのです。
特に、カリキュラムが細かく分かれておらず、フリートークがメインのオンライン英会話に入会するとこのような状態に陥りやすくなります。
基礎的な文法事項を理解していないのにも関わらず英語だけで会話を続けるのは無理があるので、生徒一人ひとりに合ったプログラムを用意していたり、学習のロードマップを掲示してくれたりするスクールに入会するべきです。
自発的な意識が必要
オンライン英会話を続けて英語の学習を行うに当たり、「自発的な意識が必要」というのも大きな問題点かもしれません。
確かに、「格安の料金で英語を話せる」「自宅で受講できる」「パソコンでもスマホでもOK」というのは便利ですし、人気が出た大きな理由なのは事実です。
しかし、英会話教室のようにレッスン時間は指定されておらず、予約もキャンセルも自由なのが逆に仇となり、英語学習に対するモチベーションを上げるのが難しくなります。
1回のレッスンをサボっても数百円程度しか損をしないため、「今日は疲れているからいいや」と意識が低くなってしまうのです。
こればっかりは自分の意識の問題なので、何か目標を決めたり1週間後のスケジュールを組んだりと上手く工夫してみてください。